こんにちわ。スタッフの河野です。
今日は「ジャンパー膝」の症状で来店されたお客さんを紹介したいと思います。
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは?
バレーボールやバスケットボール等で
ジャンプや着地動作の繰り返した場合や、
サッカーのキック動作や、ダッシュ等の走る動作を繰り返すスポーツに多く見られる
オーバーユース(使い過ぎ)により起こる膝のスポーツ障害です。
原因
「大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の柔軟性低下」が要因の1つに挙げられます。
特に成長期の長身選手は、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、
結果的に筋肉が硬い状態を招いた結果、
その負担が末梢の膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる慢性障害
と言われています。
病院で行われる治療方法
・大腿四頭筋のストレッチ
・股関節周囲の筋力強化
・炎症が起きている部分を冷やす
・膝サポーター装具を付ける
⇒要約すると、大腿四頭筋の硬さが原因で痛いのだから、冷やしたり伸ばしたりする。
というのが、病院で行うスタンダードな治療です。
今回、施術を行わせていただいたお客さんは
20代の男性で
アイスホッケーのプロ選手です。
症状としては、
両膝を曲げた状態から、右膝に体重をかけると右膝のお皿の下辺りが痛む
という事でした。
右膝周囲を診させて頂くと
大腿四頭筋という太ももの筋肉がガチガチに硬くなっていました。
オステオパシー的な診方をしていくと
右膝の痛みの要因は大腿四頭筋の硬さと考えられますが、
その硬さの原因として、
「昔の捻挫した右足首の関節や靭帯の歪み」
「昔に骨折した右の脛の骨折部(骨膜の歪み)」
「右膝を氷上についた際の衝撃力(フォース)」
にありました。
昔右足を捻挫したり、右脛を骨折した事で
その周囲の筋膜や関節及び骨膜が歪み、
それにより右膝の筋肉、関節の動きに制限を与えいる状態になっていました。
さらにゴールでパックを防ぐ際に、
右膝を氷上についた際の衝撃力(フォース)も体内に残存し、
身体のバランスを崩していました。
施術は
右の足首の歪みの修正
右の脛の骨折部の骨膜の修正
右膝を氷上についた際の衝撃力(フォース)を抜く
等を中心に行いました。
一度目の施術後は
「さっきより痛くないです!」
と両膝を曲げ、右膝に体重をかけた際の痛みも楽になり
喜んでもらう事が出来ました。(^o^)
二度目の施術後には
「全然痛くないです!こんなに変わるんですね!」
と驚きも交え喜んで頂けました(^o^)
ジャンパー膝と言っても、症状を起こしている要因は人それぞれ違います。
大腿四頭筋が硬い方全員がジャンパー膝になるという事はないので、
痛みが出てしまう原因は、他の部位にあり
「結果的に膝の筋肉が硬くなり、痛くなる」
という方が多く経験します。
病院でのリハビリ、ストレッチ等を継続しているのに
中々症状が改善しないという方は是非ご相談下さい。
(スタッフ 河野)
北海道オステオパシーセンター【札幌市 中央区 整体】
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札幌市中央区北1条西18丁目1-41クレバー大通りビル2F
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